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【群馬】

桐生出身・野間清治の足跡たどる 収集家・桑原さんが資料館

野間清治や講談社にまつわる雑誌やポスターと桑原館長=桐生市で

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 桐生市出身で、講談社を創業した野間清治(せいじ)(一八七八〜一九三八年)の業績を紹介する資料館が今月、桐生市新宿(しんしゅく)に開館した。館長の桑原昭二さん(76)=同市広沢町=が所有する野間の直筆の書や手紙、手掛けた「少年倶楽部(くらぶ)」などの雑誌、レコードなど計数百点を展示。野間の活躍ぶりが体系立てて分かるようになっている。入館無料。 (池田知之)

 野間は新宿村(現桐生市)の生まれ。教員を経て、一九一一(明治四十四)年に講談社を創立し、「少年倶楽部」「面白倶楽部」「現代」「キング」などの雑誌を創刊。報知新聞やキングレコードの社長も務めるなど大正から昭和にかけてマスコミ界をけん引した。

 展示品は桑原さんが二十数年かけて収集した。達筆な直筆の掛け軸や、昭和初期の代表的な漫画「のらくろ」を掲載している三三(昭和八)年五月の少年倶楽部の付録、三六(昭和十一)年に刊行が始まった子ども向け絵本などが目を引く。野間のおいで、日米で剣道とフェンシングの普及に取り組んだ森寅雄(一九一四〜六九年)の功績も紹介した。

 開館日の十七日は野間の誕生日。資料館に使っている平屋は、野間家が所有する建物を借り受けた。桑原さんは「カリスマ的な魅力がある野間という人物を広く知ってほしい」と話している。

 入館できるのは火、木、土曜日の午前十時〜午後四時。十二月二十九日〜一月七日は休館する。問い合わせは桑原さん=電090(3090)3917=へ。

 

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