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【群馬】

竹工芸の昇華、軌跡たどる 人間国宝・飯塚小かん斎展

東京美術学校の卒業制作の油彩「K嬢像」=いずれも太田市美術館・図書館で

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 竹工芸の人間国宝、飯塚小〓斎(しょうかんさい)(一九一九〜二〇〇四年)の作品を集めた企画展「飯塚小〓斎展 絵画から竹工芸の道へ」(東京新聞前橋支局など後援)が太田市美術館・図書館で開かれている。四月七日まで。

 小〓斎は東京・湯島生まれで、父は竹工芸家の飯塚琅〓斎(ろうかんさい)。画家を目指し、東京美術学校(現東京芸術大学)油画科を卒業。しかし、跡を継ぐ予定の兄が死去したため、戦後復員した後に画家を諦め、父親の指導を受けながら竹工芸に取り組んだ。一九八一(昭和五十六)年、六十一歳だった時、太田市の豊かな自然に引かれ、東京から移住し、亡くなるまで制作に取り組んだ。

 企画展では、優れた才能を発揮した少年時代のスケッチや、美術学校の卒業制作の油彩、現代的で洗練された竹工芸作品などが紹介されている。

 前後期に分けての開催で、前期は三月三日まで。後期は三月五日〜四月七日で大部分を入れ替える。

 三月二十三日午後二時から担当学芸員によるギャラリートークがある。観覧料は三百円。高校生以下無料。休館は月曜日。問い合わせは美術館・図書館=電0276(55)3036=へ。 (池田知之)

※〓は王へんに干

竹の交差が美しいかご

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