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【群馬】

「わ鉄」老朽車両 赤城山で第二の人生 前橋の企業、神社の休息所に活用

車両をトレーラーに積む作業を見守る南雲登さん=みどり市のわ鉄大間々駅で

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 老朽化で廃車にしたわたらせ渓谷鉄道(わ鉄、みどり市)のディーゼル車一両の運び出し作業が六日、わ鉄大間々駅構内であった。一九九〇年から昨年末まで運行した車両で、わ鉄が解体費用節約を兼ね、前橋市東片貝町の家屋解体の「ナグモコーポレーション」に無償譲渡した。車両は、ナグモ社が同市富士見町赤城山に創建する神社で、参拝客の休息所として活用される予定だ。

 車両は富士重工業(現SUBARU)製で、重量二六・五トン、長さ一六・五メートル、椅子四十八席やクーラーを備えている。

 わ鉄は昨年秋から無償譲渡先を募っていたが、数百万円以上の搬出経費負担を条件にしていた。わ鉄は、全国から五十件以上の問い合わせが寄せられる中、ナグモ社への譲渡を決めた。

 作業では大型クレーン車二台で、車両を引き上げて、トレーラーに積んだ。六日夜に前橋に向け、出発した。作業を見届けたナグモ社の南雲登会長(72)は「早く車両を置きたい」と話す。車両の塗り替えや、雨風から守る屋根の設置もするという。(池田知之)

 

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