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【群馬】

高2女子が自殺か 前橋の踏切 いじめ訴えるメモ残す

 前橋市の県立高校二年の女子生徒(17)が二月、市内の踏切で電車にはねられ死亡し、「ツイッターに悪口を書かれ、うざいと言われたり、無視されたりした」と、いじめがあったと訴えるメモを残していたことが八日、母親への取材で分かった。県警などは、いじめを苦に自殺した可能性があるとみて、経緯を調べている。

 生徒は一年生の頃から、「いじめる生徒がいる」と話しており、両親から学校に伝えていたという。母親は取材に「まだ心の整理がつかない」と涙を浮かべて語った。

 県警によると、生徒は二月一日午後七時ごろ、前橋市の上毛電鉄大胡−樋越間の踏切で、電車にはねられ死亡した。

 県教育委員会によると、高校が教職員や仲の良かった生徒からの聞き取りを進めており、三月中に遺族に結果を説明するとしている。

 ◇ 

 前橋市内で県立高二年の女子生徒が電車にはねられて死亡し、自殺とみられることが判明したのを受け、県教育委員会は八日、笠原寛教育長のコメントを公表するとともに県庁で高校教育課の村山義久課長が記者会見した。

 冒頭、村山課長は「生徒の尊い命が失われたことは痛恨の極みであり、亡くなられた生徒のご冥福を祈り、ご遺族に心からお悔やみ申し上げます。現在、文部科学省の指針に基づく基本調査を行っており、その結果をご遺族に説明する」とのコメントを読み上げた。

 村山課長は「学校が状況に応じて、部活動を含めて生徒たちへの聞き取りやアンケートを進める。その結果を学校から遺族に報告したい。遺族の要望があれば(死亡した理由を調査する)第三者による委員会を発足させる」と説明した。

 県教委による調査については「学校が遺族と何度か会っており、まずは学校に適切に調査してもらう」と述べた。現時点では、学校は他の保護者への説明会は開いていないという。

 各記者からは生徒が残したというメモ、いじめの有無、教員の対応などの質問が相次いだが、村山課長は「学校が調査中のために回答できない」と繰り返した。 (菅原洋)

 

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