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【群馬】

注文と違ってもみんな笑顔 認知症スタッフのカフェ 伊勢崎で一日限定オープン

「注文をまちがえる茶屋」で、女性スタッフ(左)からどら焼きを受け取る参加者=伊勢崎市の境地域福祉センターで

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 認知症への理解を深めてもらおうと、認知症のスタッフが客の注文を取る「注文をまちがえる茶屋」が、伊勢崎市の境地域福祉センターで、1日限りでオープンした。

 市内の介護施設を利用している、70代から101歳までの認知症の男女14人がスタッフとして参加。客50人から、あんみつかどら焼き、わらび餅の注文を受けて、提供した。

 スタッフの女性(88)は、どら焼きを提供する際「これで大丈夫かな」と不安げな様子。客が「大丈夫ですよ。ありがとうございます」と応じると、笑顔を浮かべた。スタッフは客と仲良くなり、世間話をするなどして、楽しんだ。

 茶店の開催に先だって、客はVR(仮想現実)のゴーグル端末を身に着け、認知症を体験。電車に乗る際に乗換駅が分からず不安になったり、他人との意思疎通がうまくできなくなることを実感した様子だった。

 主催した伊勢崎青年会議所(JC)の栗原弘充理事長は「困っている認知症の人を見つけたら、周囲の人たちが声を掛けて、助けられるようになればいいですね」と話していた。 (池田知之)

 

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