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【群馬】

憩いの前庭 薪窯パン店「フリッツ・アートセンター」 フランスパンなど20種類を販売

アボワ(左手前)の開店を前に市民らが庭の植栽作業を行った

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 前橋市敷島町の絵本店「フリッツ・アートセンター」の前庭に、薪窯焼きのパン店「four a bois(アボワ)」が二十日開店する。店舗デザインに敷地内のシイの木を活用したほか、店の前に花のじゅうたんを作るなど、市民や子どもたちの憩いの場となっている。

 パン店は、アートセンターの前庭の空間を未来の子どもたちに残そうと始まったプロジェクトの一環。

 パン店の一階にはフランスから輸入したれんがを組み立てた薪窯が置かれている。同市川原町のパン店「欧風パン グランボア」のオーナー高木宏直さん(47)が、昔ながらのフランスパンなど二十種類ほどのパンを販売する。

 建物は、シイの木を切らずに店舗と木が一体となるようデザインされている。設計を手がけた高崎市の建築家、藤野高志さん(43)は「周囲の自然と溶け込むように設計した。青空の下でパンをかじったり、人が集まる場所になれば」と期待を寄せる。藤野さんの構想スケッチは同センター内で二十一日まで開催中の「パンは生き物展」で展示されている。

 十三日には地元住民ら四十人が集まり、モミの木や花を植えるなど開店に向けて準備した。

 同センター代表の小見純一さん(60)は「百年先の子どもたちが木陰を楽しめるような場所を作りたい。生活の豊かさについて考える機会になれば」と話している。

 販売は午前十時〜午後三時。月曜日が定休で不定休もある。 (市川勘太郎)

フランスから輸入したれんがでつくられた薪窯=いずれも前橋市で

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