東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 群馬 > 記事一覧 > 4月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【群馬】

古代の道、僕らが復元 渋川・子持中生徒、黒井峯遺跡で

古代の道を復元する子持中の生徒たち=黒井峯遺跡で(渋川市役所提供)

写真

 榛名山二ツ岳の噴火による軽石で埋まった古墳時代後期の集落が発掘された国史跡黒井峯(くろいみね)遺跡(渋川市中郷)に隣接する子持中学校の生徒たちが古代人の歩いた道約四百メートルを復元した。

 同遺跡では二十七日、県が作ったVR(仮想現実)アプリを使い、CGで再現された竪穴住居や馬小屋を疑似体験できるイベントが開かれる。しかし、遺跡は埋め戻され一面の野原となっていてアプリをどこで使えばよいのか分かりにくいため、市と子持中が共同で道の復元に取り組んだ。

 復元作業には市文化財保護課の職員と延べ三十五人ほどの生徒が参加。生徒たちは十七、十八両日、発掘調査で見つかった道の跡の上の地表に木を細かく砕いたウッドチップを幅一メートル、厚さ十センチほど敷き、歩いて踏み固めた。道の跡は古代人が踏み締めて固くなった場所で、住居や水飲み場などを結んでいる。

 VRを使ったイベントは県の主催で午前十時開始。午前十一時からと午後一時からの二回、火山灰考古学研究所所長の早田勉氏らによる遺跡説明会が行われるほか、VRアプリのビューポイント十カ所を巡ると熱気球搭乗や木曽馬乗馬を体験できるコーナーなどが設けられる。 (渡辺隆治)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報