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【群馬】

前橋・高2女子死亡 「先入観持たず検証」 第三者委初会合で方針

初会合の冒頭で黙とうする4人の委員=県庁で

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 前橋市の県立勢多農林高二年だった伊藤有紀さん=当時(17)=が二月に自殺したとみられる問題で、県教育委員会が第三者に依頼した県いじめ問題等対策委員会の初会合が二十四日夜、県庁で開かれた。弁護士の小磯正康委員長が「ご遺族の思いを受け止めつつ、公平・中立の観点から先入観を持たずに検証したい」と調査方針を示した。

 第三者委には、ともに大学教授の精神科医と臨床心理士、元PTA団体役員の計四人が出席。冒頭、各委員と県教委の職員たちが黙とうし、笠原寛教育長が小磯委員長に調査の諮問書を手渡した。

 小磯委員長があいさつで調査方針を示した後、非公開の審議に入った。終了後に記者会見した県教委によると、担当者がまず同校が三月末にまとめた基本調査の内容を報告。委員から「一般論として自殺にはいくつかの要因が考えられる。基本調査をじっくり読み解かなければ」との趣旨などの発言があったという。

 基本調査は一部でいじめがあったと認めたものの、遺族が「学校は都合のいいことは認めて後は認めない。不十分」と反発している。県教委は遺族に会合の概略を報告し、次回は五月下旬以降に開く予定。 (菅原洋)

 

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