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【群馬】

護憲派団体「市民の集い」 前橋で元防衛官僚・柳沢協二さん講演

「相手に戦争の動機を持たせない取り組みが必要」と話す柳沢協二さん=前橋市で

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 憲法記念日の三日、護憲派の団体などでつくる「5・3憲法記念日行動県実行委員会」が前橋市の群馬会館で「市民の集い」を開き、憲法九条改正反対や改憲を目指す安倍政権の退陣、政策転換などを訴えた。

 元防衛官僚で内閣官房副長官補などを歴任し、現在はNPO法人・国際地政学研究所理事長の柳沢協二さんが「憲法と自衛隊」と題して講演。柳沢さんは安倍政権の安全保障政策を「アメリカとの一体化を目指し、同盟強化にのめり込んでいる。同盟は強固になったというが、米国の戦争に巻き込まれる危険も強固になった」と批判した。

 その上で「抑止力により平和がもたらされるという考えは、軍拡競争を招き、むしろ危機が高まる。根本の対立関係は解消しない」と指摘。「相手に戦争の動機をもたせない、敵をつくらない国になる道もある。妥協する覚悟と勇気、努力が必要で困難な道だが、自衛隊員の無駄な死を見たくないので言い続ける」と力説した。

 集会では最後に、参加した市民ら約二百人と「憲法破壊を許さず、平和憲法を守り生かして、何よりも命と暮らしが大切にされる平和な社会を取り戻すことを目指します」とのアピールを採択した。 (石井宏昌)

 

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