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【群馬】

伊香保周辺を手ぶら観光 駅から宿、路線バスで荷物配送 きょうから実験

手ぶら観光サービスの開始を前に、報道陣向けに行われたデモンストレーション=渋川市で(市提供)

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 渋川市とヤマト運輸、関越交通(渋川市)、渋川伊香保温泉観光協会はJR渋川駅から伊香保温泉の旅館に、宿泊客の手荷物を路線バスで有料配送する「手ぶら観光サービス」の実証実験を十七日から来年一月末まで実施する。

 伊香保温泉の周辺には、美術館や牧場などの観光スポットが多い。しかし、鉄道利用の客は大きな荷物を携えたまま駅から旅館まで移動する人が多く、周辺での観光を十分に楽しめないという課題があった。このため、四者が協力して宿泊客の利便性を高めることにした。

 利用者は渋川駅前にある市の「渋川駅前プラザ」に荷物を午後二時までに預ける。荷物はヤマト運輸のセールスドライバー(SD)が関越交通の路線バスに積み込む。バスは通常通り客を乗せて運行しながら、荷物を伊香保温泉停留所まで運ぶ。停留所でヤマト運輸のSDが荷物を集配車に積み替え、午後四時半までにそれぞれの宿に届ける。

 荷物は縦、横、高さの合計が百六十センチ、重さ二十五キロまでが対象。料金は一律で一個五百円。利用しやすくするため市が費用を一部負担する。実証期間中、二千個の利用を見込む。

 ヤマト運輸は路線バスや鉄道の空きスペースを利用して宅配便を運び、輸送効率の向上と公共交通機関の収入増に役立てる「貨客混載」を全国十五道府県で実施中。県内では、関越交通の沼田市と片品村を結ぶ路線に続き二例目となる。 (渡辺隆治)

 

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