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【群馬】

詩画家・星野さん「描かせてもらう気持ち」 みどり市で花テーマの対談

対談する星野富弘さん(右)と大橋政人さん=みどり市の富弘美術館で

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 みどり市東町出身の詩画家星野富弘さん(73)が「花を語る」と題して詩人の大橋政人さん(75)と同市東町の富弘美術館で対談した。

 星野さんは中学校の体育教諭だった一九七〇(昭和四十五)年、クラブ活動の指導中の事故で頸髄(けいずい)を損傷し手足が不自由になった。

 星野さんは、詩画を描き始めたのは入院中で見舞いの手紙をたくさんもらった七二年だと紹介。「どうしてもお礼の返事を書きたかったので、口に筆をくわえて書いた。枕元に花があったので、添えて描いたらとっても喜んでくれた」と説明した。

 かつてユリの花を描こうとした時の思いに触れ、「つぼみが開き花が反り返ってきた。すごい、と衝撃を受けた」と振り返り、「植物は頭から動かないものと決めつけていたが、花と自分が同じ高さにいるんだと感じた。描いてやるんではなく、描かせてらおうとの気持ちになった」と語った。

 対談は、同館で六月三十日まで開催されている企画展「そこに一輪の花」(東京新聞前橋支局など後援)の関連行事。星野さんが描き続けている花々の作品約五十点を紹介している。会期中無休。 (池田知之)

 

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