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【群馬】

自性寺焼と出合い30年 陶芸家・青木さんに師事 中村さん 高崎で来月個展 

個展に出品する作品の一部と中村里峰さん=安中市で

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 安中市で明治期に途絶え、約40年前に陶芸家の青木昇さん(72)=安中市下秋間=が復活させた自性寺焼(じしょうじやき)。後継者を目指して青木さんの下で修業を続ける中村里峰(りほう)さん=高崎市北久保町=が6月7日から、JR高崎駅東口のヤマダ電機LABI1高崎2階のアートギャラリーで個展を開く。自性寺焼と出合って30年。プロの作家として制作した約150点を展示する。

  (石井宏昌)

 自性寺焼は安中市下秋間で江戸中期から明治にかけて栄えたが、一九〇五(明治三十八)年に途絶えた。青木さんが七八年に復活させ、翌年に陶房「里秋(りしゅう)窯」を開設した。県の「ふるさと伝統工芸品」にも指定されている。

 中村さんは八九年、青木さんの陶芸塾に入門し、当初は会社員の傍ら趣味で陶芸を始めた。結婚や出産などで一時中断したが、子育てが一段落した二〇一三年、「青木先生が復活させた自性寺焼の伝統や先生の技を後世に伝えたい」とプロを志して本格的に創作活動を開始した。

 土作りやうわぐすり作りなど基礎から学び七年目。「まだ納得できるものはできない」と中村さん。「一生、勉強です」と前を見据える。

 今回の個展では和紙染めなど細工にこだわった作品を多く展示する予定で、「生活の彩りとなるような器を心掛けている。自分流の使い方を想像して楽しんでほしい」と話す。

 六月十六日まで午前十時〜午後六時。個展の問い合わせは中村さん=電090(2323)7531=へ。

 

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