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【群馬】

移動手段 描く未来図 ミツバや群大など 桐生で自動運転の実験

公道を走る自動運転バス。運転手は万が一のため、ハンドルに手を添えている=桐生市で

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 自動車部品製造大手のミツバ(本社桐生市)と群馬大、桐生市などは二十五日、バスやミニバン、一人乗りの電気自動車(EV)の自動運転車両を使った実証実験を始めた。公道を使った実験で、二十六日まで実施し、新たな移動手段の活用を検証する。路線バスの自動運転は二〇二〇年の実用化を目指す。 (池田知之)

 実験の目的は、地域の人口減や高齢化がさらに進むのに備え、維持可能な地域密着型モビリティ(移動手段)の交通網の連携をつくるため。商業施設や病院、駅を結ぶバスを基幹に据えるのを想定。利用者の自宅とバス停留所を結ぶミニバンや、EVとの利用効果などを調べる。二日間合わせ、事前申し込みした市民ら約七十人が体験乗車する。

 実験では、市役所−東武新桐生駅間(一・八キロ)で三十六人乗りのバス、市役所−JR桐生駅間(〇・八キロ)で七人乗りのミニバン、市役所駐車場内でEVをそれぞれ自動運転で走らせた。

 車両には走行している位置を把握する衛星利用測位システム(GPS)を搭載。バスとミニバンにはレーザーセンサーや信号機の色を認識するカメラなども備えている。バスの運行では、安全確保のため、運転手がハンドルに手を添えながら同乗し、最高速度二十キロで走った。

 実証実験では、道路に駐車中の車があると、自動運転に支障があることなどが分かった。群馬大次世代モビリティ社会実装研究センターの小木津武樹・副センター長は「道路幅を広げるなどして、駐車のない仕組みを作ることが必要では」などと指摘していた。

 

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