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【群馬】

ヒツジと和む赤城山 前橋の牧場に「ひつじのショーン」モデル

牧場を駆け回る5頭のヒツジたち=前橋市の白樺牧場で

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 赤城山の山頂付近にある前橋市富士見町の白樺牧場で5頭のヒツジが飼育されている。1日には命名式があり、ヒツジの名前も決定。動物が不在だった同牧場の新たなアイドルとなるか注目を集めている。 (市川勘太郎)

 ヒツジは、いずれも二〇一八年二月に岐阜県で生まれた雌で、市が同九月から飼育を始めた。牧場は標高約千四百メートルの高地にあり寒さが厳しいため、ヒツジは冬の間はふもとで飼育されていた。顔と足が黒い「サフォーク種」で、いたずら好きのヒツジが主人公の人気アニメ「ひつじのショーン」のモデルとしても知られる。

 同牧場は一九五八年に開設し、夏の間、市内の農家から育成のために牛を預かり放牧してきた。ただ近年は牛を預ける農家の数が減り、二〇一五年に放牧を終了した。

 同牧場にはツツジが群生しており、外部から人が入って踏み荒らさないように放牧用の柵だけは残されていた。牛がいた景色を懐かしむ市民からは「動物がいないのは寂しい」との声が上がっていた。草刈りの必要もあり、草食動物で人間にも慣れているヒツジを飼育することになった。

 今年四月、市のホームページやチラシなどで名前を募集し、百二十二件の応募があった。市や世話をする関係者などで審査した。審査の結果、名前は「なごみ」「アヤメ」「ゆき」「ふわ」「まめめ」に決まった。

 市観光振興課の担当者は「多くの市民に温かく見守ってもらいたい。毎年ヒツジの毛を刈るので、毛の活用策として赤城ならではのものをつくりたい」と意気込んでいる。

 ヒツジの世話を担当する市地域おこし協力隊の曽根田高輝さん(47)は「五頭はどの子もかわいい。これからツツジが咲くと赤と白の対比で、写真映えすること間違いなしです」と話した。

 また同牧場付近と赤城山頂大沼湖畔では約十万株のツツジが楽しめる「赤城山新緑&つつじWEEK」が開催されており、色鮮やかなツツジも楽しめる。二十三日まで。

 

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