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【群馬】

伝えたい、だるまの魅力 国内外1000点 高崎の工房展示

全国各地から集めただるまと峯岸貴美次さん=いずれも高崎市で

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 高崎市で明治時代からだるま作りを続ける老舗工房が、国内外のだるまを展示する「達磨(だるま)館」をオープンした。国内有数の産地である高崎市から、全国に伝統文化の魅力を伝えたい考えだ。

 工房は「開運福だるま中喜屋」。古民家を改築したスペースには、赤い胴体にいかめしい眉毛を付けたものがずらりと並ぶ。仙台市の青い「松川だるま」や四国や九州に多いという柔和な表情の「姫だるま」もある。

 五代目の峯岸貴美次さん(65)が、約四十五年にわたり各地で収集したコレクションのうち、約千点を展示。目の有無やひげの描き方などから各地のだるまの特徴をうかがい知ることができ、台湾や韓国、ミャンマーなど海外のものも見ることができる。

 峯岸さんは高崎市職員を退職後、本格的に家業を継いだ。「だるまはみやびなもの」という先代の父親の言葉を受け継ぎ、歴史と伝統を伝えようと、約十年前から展示館の構想を練ってきた。

 隣には実際に作ることができる体験館も設置し、地元の子どもたちを中心に社会科学習に役立ててもらうことを狙う。峯岸さんは「伝統文化に誇りを感じ、作りたいという人が増えればうれしい」と語った。

 高崎市は顔に鶴と亀を表現した福だるまの生産で知られ、四十を超える製造業者がある。

全国各地のだるまが並ぶ「達磨館」

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