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【群馬】

魚型しょうゆ差しが現代アートに 高崎で作品展 来館者が創作参加も

魚型しょうゆ差しを使ったカラフルな展示。来館者が好みの色水を入れて自由にボードに差し込む=いずれも高崎市美術館で

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 福島県生まれの三人でつくるアートユニット「three(スリー)」の作品展「3は魔法の数字」が高崎市美術館で開かれている。魚型しょうゆ差しやフィギュア(人形)など身近な材料を大量に組み合わせた立体作品や空間、来館者が制作に参加できる作品展示が人気を集めている。高崎名物のだるまも登場し、同館は「ポップでカラフル、ちょっと不思議な世界を楽しんで」と呼び掛けている。九月一日まで。

 スリーは川崎弘紀さん、佐々木周平さん、小出喜太郎さんが二〇〇九年に結成した。「地方と都市」「群衆と個」など対極にありながら絡み合う存在をテーマに、空間全体を作品として体験させるインスタレーションや立体作品を発表。さまざまな問題の視覚化を試みている。

 今回は二十六点を出品した。来館者が一緒に完成させる参加型作品が特徴。来館者が壁一面に並ぶだるまに願いを込めて目を描く作品や、小さな魚型しょうゆ差しに好みの色水を入れ、壁に自由に差し込むことで制作に参加する展示などがあり、中高生や家族連れが体験して楽しんでいた。

 谷津淑恵主任学芸員は「創作に参加する面白さや、身近な物が違って見えてくる不思議な感覚を楽しんでほしい」と話した。

 月曜休館。一般五百円、大高生三百円、六十五歳以上と中学生以下は無料。問い合わせは同館=電027(324)6125=へ。 (石井宏昌)

特産のだるまをモチーフにした作品。来館者が願いを込めて目を描き創作に参加

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