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【群馬】

新元号にちなみ火文字“令” 富岡・大島 お盆の送り火見守る

山腹に浮かび上がった「令」の火文字=富岡市で

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 富岡市大島地区に伝わる市重要民俗文化財「大島の火まつり」が十六日夜、同地区の城山北面山腹であった。新元号にちなむ「令」の火文字が灯(とも)され、市内各地で大勢の市民らがお盆の送り火を消えゆくまで見守った。

 約千三百年前、この地を治めていた羊太夫は領民の信頼も厚く、神通力を使う従者「小脛(こはぎ)」とともに空を飛んで大和朝廷に日参していた。だが、羊太夫が小脛の脇に生えていた羽を抜いてしまったことから参内できず、朝廷から謀反の嫌疑をかけられて滅ぼされたとの伝説が残る。

 同まつりは羊太夫の遺徳をしのぶ領民が、非業の死を弔うとともに願いを込め百八燈(ひゃくはっとう)をささげたことに由来するといわれ、別名「百八燈」と呼ばれる。

 現在は、地区住民がその年にちなんだ事柄や願いを込めた文字をまつり直前に決め、毎年違う火文字を灯している。 

  (樋口聡)

 

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