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【群馬】

<ものづくりの現場へGO!> 「こんにゃくパーク」(甘楽町)

約20種類のこんにゃく料理が並ぶバイキングコーナー=いずれも甘楽町で

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 赤を基調とし黄色や緑など色とりどりの建物に家族連れや団体客が続々と入っていく。こんにゃく料理が無料で食べられるバイキングは、休日には入場を待つ長蛇の列ができるほどの人気だ。こんにゃくカレーや冷やし中華こんにゃくなど約二十種類のこんにゃく料理が食べられる。

 二〇一一年六月、こんにゃく食品製造会社「ヨコオデイリーフーズ」(甘楽町)の本社工場敷地内に「こんにゃく博物館」が開館。来場者の増加と製造ラインの増設に伴い、同社は一四年四月、工場の隣に「こんにゃくパーク」を新設した。一八年十二月、両施設を合わせて来場者数が四百万人を突破した。

フルーツを選びオリジナルのこんにゃくゼリーを作ることができる

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 群馬県のコンニャクイモ収穫量は全国一位で、全国の九割を占める。パークでは一日で約八十万食分のこんにゃく製品を製造する。

 パーク入り口からお土産コーナーを横目に、二階の工場見学に進む。飲むタイプのこんにゃくゼリーやしらたきなどの製造工程を見ることができる。パネルではこんにゃく普及の歴史も紹介する。江戸時代に水戸藩の中島藤右衛門がコンニャクイモを粉末にする製法を発明し、保存が可能になり全国に広まったという。現在は、コンニャクイモの粉末にひじきなどの海藻粉末を混ぜる製法と、生芋から作る方法がある。

 一階に戻るとキッチンを備えた体験スペースがある。体験は白こんにゃくに色づけする「こんにゃくカラーマジック体験コース」「手作りこんにゃく体験コース」「手作りこんにゃくゼリーフルーツ体験」の三種類。こんにゃくゼリーフルーツ体験では、桃味のこんにゃくゼリーの粉末をお湯に入れゆっくりとかき混ぜゼリーをつくり、白桃やミカンなど計七種類の果物を入れたカップにゼリーを注ぎ、冷やせば完成。

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 剣道の夏合宿で来館し、親子でゼリーづくりを体験した栃木県小山市の看護師小倉円佳さん(32)は「家ではできない体験で面白い。子どもたちは真剣なまなざしで作っていました」と振り返る。長女の天音さん(11)は「家に帰ってから食べるのが楽しみ。自分で作ったので、おいしく食べられるはずです」と笑顔だった。

 支配人の猪谷清吾さん(54)は「こんにゃくは鍋料理など冬のイメージが強いが、商品の種類は豊富で一年中食べられる。低カロリーで食物繊維やカルシウムが含まれていて健康にも良い。製造工程を見て、実際に食べてみて、家庭でも味わってほしい」と話す。 (市川勘太郎)

<こんにゃくパーク> 甘楽町小幡204の1。開館は午前9時〜午後6時(最終受付午後5時)。入園無料で無休。製造ラインは土日、祝日は稼働しない。体験はコースに応じて、大人(中学生以上)500円などから。事前予約が必要。上信越自動車道富岡インターチェンジから車で約10分。問い合わせは同パーク=電0274(60)4100=へ。

ガラス越しにこんにゃくの製造ラインが見える

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