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【群馬】

尾瀬の魅力、どう発信? 「尾瀬サミット2019」新潟で開幕 3知事が意見交換

雄大な自然をバックに歓談する山本一太知事(中)と、新潟県の花角英世知事(右)、福島県の内堀雅雄知事=新潟県魚沼市で

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 尾瀬の自然をテーマに地元の群馬、新潟、福島三県の知事たちが課題を話し合う「尾瀬サミット2019」が三日、尾瀬に近い新潟県魚沼市にある奥只見湖畔の宿泊施設で始まり、参加者が観光客の誘致に向けた情報発信の方策などで意見交換した。(菅原洋)

 サミットは尾瀬保護財団(前橋市)が主催し、三県の持ち回りで毎年開催。今回は財団の理事長を務める群馬の山本一太知事が初めて参加し、ともに副理事長の新潟の花角(はなずみ)英世知事と福島の内堀雅雄知事、行政の担当者や自然保護家ら計約百五十人が参加した。

 席上、山本知事が「尾瀬の入山者数の減少に歯止めがかからない。新たな尾瀬の魅力や入山者の獲得について積極的に意見を出してほしい」とあいさつした。

 花角知事は「新潟は尾瀬の裏口だが、その魅力をもっと発信したい」、内堀知事は「福島は尾瀬に関する話題をSNS(会員制交流サイト)や動画で情報発信している」と述べた。

 続いて議事に入り、女性の視点による尾瀬の魅力について、新潟県魚沼市観光協会の田辺愛さん(29)と尾瀬のガイドの江崎花絵さん(32)が対談。田辺さんは「尾瀬一帯にもおしゃれなスポットがあり、尾瀬へお茶を飲みに行く、読書をしに行くなど多様な楽しみ方をPRしたらどうか。ネットでの発信は関係者が一体となり、ターゲットを絞る必要がある」と指摘した。

 江崎さんは「尾瀬に若い人を引き寄せるため、尾瀬の魅力である自然を写真映えさせてネットで発信していくべきだ」と提案した。

 終了後、山本知事は報道陣に「SNSの質を高めると外国人も呼べるのでは。入山者をただ増やすだけではなく、自然を守るバランス感覚が必要」と述べた。

 最終日の四日は参加者が奥只見湖の遊覧船に乗り、自然観察会も開く予定。

 

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