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【群馬】

イノシシ柵の設置支援 豚コレラ緊急対策 国、県で4分の3補助

 県は五日、豚コレラ対策の緊急総合支援として、養豚場が感染した野生イノシシの侵入防止柵を設置するための補助などに計約四億四千万円を計上した補正予算を専決処分した。

 農林水産省の統計では、県内は二月現在で豚の飼養頭数が約六十三万頭と全国四位。県内には約二百二十戸の養豚農家がいる。

 豚コレラは中部地方を中心に流行し、隣の長野県ではイノシシの感染が確認された。感染したイノシシが餌を求めるなどして養豚場へ侵入した場合、豚へ拡大する恐れがある。

 県によると、大半の金額を占める侵入防止柵の設置補助は全農家が対象で、年内の着工を目指す。国が半額、県が四分の一を支給し、残額を地元市町村が負担すれば、農家の負担はなくなる。県内では二十七市町村に農家があるが、前橋、桐生、渋川市などが残額の負担に前向きという。

 この他にウイルスの侵入防止効果が期待できる消石灰を全農家に配布し、イノシシの血液による感染確認も強化する。

 山本一太知事は「豚コレラは喫緊の課題で、一日も早く防疫態勢に全力を挙げるべきだと判断した。豚で支障が起こると、県全体のブランド戦略に大変なダメージがある」と危機感を表している。 (菅原洋)

 

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