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【群馬】

つながる命の大切さ表現 太田で14日「子育て呑龍」題材に演劇

来場を呼び掛ける出演者たち=太田市で

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 太田青年会議所は創立五十五周年記念事業の一環として、十四日に太田市民会館(飯塚町)で、演劇「満月をみおろすあなたの笑顔が満月のように。」を上演する。「子育て呑龍」と呼ばれ地元で親しまれている呑龍(どんりゅう)上人(一五五六〜一六二三年)を題材とした物語。公募に応じて出演する市民たちは本番を前に稽古に熱を入れている。 (粕川康弘)

 出演者は八歳から六十代の約五十人。大道具や小道具、衣装などのスタッフ約十人もボランティアとして市民から公募した。

 作・演出は、まち映画などの脚本や舞台制作を通して地域活性化事業を手がける「はま ACTLIFE SCHOOL」代表の浜本暢博さん(44)。

 物語のテーマは太田市の歴史と普遍の命。市のシンボル金山の麓にある大光院の開山で、捨て子や貧しい人々の子どもを寺に受け入れ養育したため「子育て呑龍」と呼ばれてあつい信仰を集めている名僧・呑龍上人をテーマとした。

 物語のクライマックスは訳あって預けたわが子と母親が大光院で再会するシーン。呑龍上人が「どんなかあちゃんでもみんなを産んでくれたかあちゃんだ。愛しなさい。嫌いでもいい、愛しなさい。憎しみや恨みからは何も生まれんぞ」と語り掛ける場面。浜本さんは「つながる命の大切さを伝えたい」と語る。

 多数のダンサーと大掛かりな手作りの龍が舞台に登場するなど、観客を楽しませる工夫も凝らした。

 出演する城西小学校五年の森山世梛(せな)さんは「心を込め、せりふを間違えないよう家でも練習しています」と意欲を見せる。

 実行委員長の塚本将成さんは「この町をよくしていくのは一人一人。町づくりは人づくりという思いを演劇で伝えたい」と話す。開演は午後一時。入場無料。問い合わせは太田青年会議所=電0276(48)1103=へ。

 

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