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【群馬】

性暴力と司法判断に抗議 高崎で県内初「フラワーデモ」40人参加

フラワーデモで被害体験のスピーチに耳を傾ける参加者ら=高崎市で

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 性暴力と、性暴力に関する司法判断に抗議する「フラワーデモ」が十一日夜、高崎市のJR高崎駅西口ペデストリアンデッキであった。県内初開催で約四十人が参加し、性暴力の撲滅と被害者との連帯を訴えた。

 参加者はデモの象徴として花や花をモチーフにしたものを手に集まり「性暴力を許さない」「刑法改正実現へ」などのプラカードを持つ姿もあった。マイクを握り、被害体験を打ち明ける人もいた。北毛地域の女性(41)は二十年前に職場の上司から受けた体験を明かし「こうして声を上げることで二十年前の私を助けたい。声なき声に寄り添える社会になってほしい」と語った。高崎のデモを主催した女性(33)も涙ぐみながら自身の体験を語り「今も不安におびえて生きている。この世から性暴力をなくしたい。それまで声を上げ続けていく」と訴えた。

 フラワーデモは、今年三月に性暴力を巡る裁判で無罪判決が相次いだことを受け、四月以降、毎月十一日に各地で行われている。デモの呼び掛け人で作家の北原みのりさんも高崎に駆け付け「被害者の声に少しでも近づき、加害者に厳しい社会に変えていかなくては」と呼び掛けた。

 高崎デモは今後も隔月で十一日に行う予定。 (石井宏昌)

 

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