東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 群馬 > 記事一覧 > 9月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【群馬】

市内でシンポ山本市長ら議論 ミシュラン都市・前橋の可能性は?

 国際的な都市間連携団体、ミシュラン都市の国際ネットワークに加盟した前橋市の今後を考えるシンポジウム「ミシュラン都市加盟の先にあるもの」が、同市千代田町の前橋文学館であった。山本龍市長ら三人が、加盟の意義や都市間交流の可能性について意見を交換した。 (市川勘太郎)

 ネットワークは、仏ミシュランタイヤの生産拠点などを持つ自治体を対象に「自治体の経済、社会、文化的背景を尊重し持続可能な発展に貢献する」などの趣旨を掲げ、二〇一七年に設立した。全世界の四十八都市が加盟する。

 パネリストでミシュラングループ・シニアアドバイザーのベルナール・デルマスさんが昨年、山本市長に加盟を提案したことを契機に準備を進め、今年七月に加盟の手続きが完了した。

 デルマスさんはミシュラン社とファイブス社が設立したアダップ社の3Dメタルプリンター技術を紹介。金型製作のコストを削減できるという。「ネットワークの加盟で他の都市と文化や教育の交流が生まれるのはもちろん、先端技術をいち早く取り入れられるなどビジネスの面でもメリットがある」と強調した。

 日本貿易振興機構(JETRO)群馬貿易情報センターの柴原友範所長は前橋市が首都圏から近く、物づくりの現場を持っていることに着目し「恵まれたビジネス環境だ」と指摘。「世界最先端の技術を持ってきて群馬のノウハウと合わせれば、イノベーションをもたらす」と述べた。

 柴原所長は「市内は課題も多い『課題先進都市』だが、ネットワーク内の他都市の知恵を参考に解決していけば、『解決先進都市』になれる」と付け加えた。

 意見交換に先立ち、山本市長は六月末にネットワークの拠点仏クレルモン=フェラン市を訪問した様子を紹介。オリビエ・ビアンキ市長との会談やミシュラン本社の視察について報告した。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報