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【群馬】

予期せぬ妊娠、出産「相談を」 県助産師会 電話、メールでSOS受け付け

予期せぬ妊娠の相談を受け付ける「ぐんま妊娠SOS」のホームページ

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 予期しない妊娠や出産について悩んでいる人たちを支援する相談窓口「ぐんま妊娠(にんしん)SOS」が開設され、電話相談と電子メールによる相談を受け付けている。県が、県助産師会(鈴木せい子会長)に運営を委託した。女性の孤立を防ぎ、心身をサポートする。 (砂上麻子)

 電話相談は今年4月から毎週火曜と土曜日の午後7〜10時に実施。

 より気軽に相談できるようにと、今年7月、ホームページの開設とともに電子メールでの相談も始めた。メールは24時間受け付けている。「産むかどうか迷っている」「妊娠したが自分で育てられない」などの相談に応じ、担当した助産師が必要に応じて面談する。医療機関の受診や保健センターなどにも一緒に出向き、専門的なサポートが受けられるよう支援する。電話は成人が多いが、メールでは高校生からの相談もある。「生理が遅れている。妊娠したかもしれない」と相談を寄せた女子高生は、妊娠はしていなかったが「相談できるところがあってよかった」と返事があったという。

 「全国妊娠SOSネットワーク」によると、こうした相談窓口は全国で設置されており、その背景には、予期しない妊娠などによる虐待を防ぐ狙いがある。

 厚生労働省が今年8月公表した報告書では、2017年度に心中以外の虐待で亡くなった子ども52人のうち、ゼロ歳児は28人を占めた。死亡事例のうち妊娠期・周産期の問題(複数回答)では「予期しない妊娠/計画していない妊娠」が16人いた。同ネットワークは「妊娠や育児について誰に相談していいか分からず孤立してしまう女性が多い」と指摘する。

 県助産師会の鈴木会長は「子どもの虐待死を防ぐためにも妊娠に関する相談窓口は必要。サポートが必要な人に情報が届くようにしたい。一人で悩まずに相談してほしい」と呼び掛ける。

 「ぐんま妊娠SOS」の電話相談=電0276(37)5660=へ。

 ホームページは「ぐんま妊娠SOS」で検索。

 

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