東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 群馬 > 記事一覧 > 9月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【群馬】

豚コレラ発生想定 防疫の流れ確認 渋川で初動訓練 消毒実演も

タイヤに消毒液を噴霧する作業員=いずれも渋川市役所で

写真

 家畜伝染病「豚コレラ」が埼玉県秩父市や長野県塩尻市など隣県に拡大していることを受け、渋川市は二十六日、豚コレラが県内で発生したと想定した初動訓練を実施した。発生から防疫体制までの流れを確認し関係各課や関係者で共有することで、発生への備えに万全を期していく狙いだ。 (市川勘太郎)

 訓練は十四日に開催した第二回家畜伝染病防疫会議で、市内の畜産関係者から、ワクチン接種などに加え発生時の対応も確認するよう要望があったことから企画された。

 訓練ではまず県内中南部で豚コレラが発生したと想定し、市役所本庁舎に防疫対策本部を設置。高木勉市長や市の職員ら約三十人が集まった。産業観光部の担当者が発生状況や消毒ポイント設置場所を説明し、担当課へ消毒作業の補助を指示した。

 そのほか、県の中部農業事務所家畜保健衛生課の担当者から防疫作業の流れや豚コレラが発生した農場に併設するテント設営などについて説明があった。

 その後、市役所本庁舎駐車場で、仮設の消毒ポイントをつくり、消毒の実演をした。車両のタイヤ回りや泥よけ、底部などに重点的に消毒液を噴霧。車内のペダルや運転手の作業着などの消毒も実施した。その後消毒ポイントやポイント通過時刻を記載する「車両消毒証明書」に押印する手順も確認した。

 訓練を終えた高木市長は「いつ群馬県に豚コレラが来るかわからない危機的な状況の中で、県と市、農家が連携する大切さが共有できた。役割を持った人がいかに早く連携できるか、精度を上げていかなければならない」と述べた。

消毒ポイントを確認する高木市長(中)ら

写真
 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報