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【群馬】

みんなの音色 市街地に響け ストリートピアノ登場 前橋駅など5カ所

まちなかに置かれたピアノで自由に演奏が楽しめる=前橋市のK’BIX元気21まえばしで

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 通りがかった誰もが自由に演奏できる「ストリートピアノ」がJR前橋駅など中心市街地に五カ所設置され、市民ら道行く人がピアノ演奏を楽しんでいる。「第五回前橋まちなか音楽祭」(十月五日、六日開催)の企画の一環で、十月六日までの期間限定だが、関係者は「市内だけでなく市外にも広げていきたい」と音楽でのまちづくりに意欲を見せる。 (市川勘太郎)

 同祭では音楽で人を呼び込もうと、これまでプロやアマチュア演奏家による演奏会を開催し、二〇一六年に二回、一七年、一八年と回数を重ねてきた。五回目となる今回は室内での演奏会だけでなく、まちなかを回遊してもらえる企画として、海外や日本で流行しているストリートピアノを設置することにした。

 ピアノは、JR前橋駅のほかK’BIX元気21まえばし、中央通り商店街の「comm(コム)」前、和菓子店「なか又」中庭、前橋テルサ一階ロビーにある。同音楽祭実行委員会の運営委員長でピアノプラザ群馬(高崎市)の中森隆利社長(74)が三台のピアノを提供。中森社長は「前橋を音楽の力で盛り上げたいと思い企画した。好意的な声が届いているので市内で続けて、市外にも広めていければ」と意気込んだ。

 二十七日、休日を利用して前橋市を訪れた東京都武蔵野市の医療事務、篠田光さん(46)は市内を回り、五カ所すべてのピアノを演奏した。

 篠田さんは「少し恥ずかしさはあったが、屋外や人前で弾くことができ爽快だった」と笑顔を見せた。「歩いて市内を見て回れる良い機会だったので、一台でもいいので今後もピアノを置いてほしい」と常設を希望した。

 利用可能時間は設置場所ごとに決められており、JR前橋駅が午前八時〜午後八時。演奏は一人約十分を目安にするよう呼びかけている。

商店街の一角に設置されたピアノ=前橋市で

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