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【群馬】

台風19号 文化財も被害 富岡製糸場、窓ガラス破損

十二天塚北古墳の崩落した北東斜面(右側のえぐれた部分)。左の木々が立つのは白石稲荷山古墳=藤岡市で

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 台風19号の豪雨で被害が出た県内では、世界遺産の「富岡製糸場」など文化財にも被害をもたらした。関係者が修復を急いでいる。 (石井宏昌)

 世界遺産の富岡製糸場(富岡市富岡)では窓ガラスの破損や雨漏りなどの被害が出た。富岡市によると、女工館と繰糸所を結ぶ渡り廊下の建具のガラスと、繰糸所の高窓のガラスの計二枚が割れた。東置繭所や検査人館、女工館、繰糸所では軽度の雨漏りが確認された。中庭や正門近くの樹木が倒れる被害もあった。

 国史跡「十二天塚北古墳」(藤岡市白石)では墳丘の北東側にある斜面が幅約二メートル、長さ約五メートルにわたって崩れた。

 同古墳は南側に隣接する国史跡「白石稲荷山古墳」に付随する長方形の古墳(縦二十三メートル、横二十メートル)。藤岡市教育委員会文化財保護課によると、十二天塚北古墳が台風などで破損したのは初めてだが、主墳となる白石稲荷山古墳は二〇一一年九月の台風12号で同様に一部が崩れ、修復された。

 同課担当者は「墳丘に破損はなく、裾野部分が崩れた。大きな損傷でなくて不幸中の幸いだった」としている。両市は県や文化庁と協議した上で修復する方針。このほか、みなかみ町の県史跡「猿ヶ京関所跡」で門扉が破損した。

 

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