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【群馬】

台風19号 避難率わずか3.3% 土砂崩れ1人死亡の藤岡

 台風19号による土砂崩れで男性一人が死亡した藤岡市で、避難準備や避難勧告が出た地区住民の避難率が3・3%にとどまったことが二十九日、分かった。市は改めてハザードマップの周知や地域の防災活動の強化に取り組む。

 市によると、同市上日野で十二日夜、土砂崩れが発生し、住宅が倒壊して男性一人が死亡。現場は土砂災害警戒区域で避難勧告が出ていた。市内では同日に全八地区のうち四地区で避難勧告が、一地区で避難準備・高齢者等避難開始が出された。避難勧告などの情報は緊急速報メールやLアラートを通じたテレビなどのほか、消防団が拡声器を付け各地区を回ったが、対象の住民二万四千三百九十一人のうち、避難所に入った人は八百十二人だった。

 今回の災害を踏まえ、市は各行政区の自主防災組織を通じて避難の呼び掛けなどの活動強化を図る。来年度にハザードマップの説明会を地区単位で開き、危険地域や避難行動の徹底を呼び掛ける。新井雅博市長は二十九日の定例記者会見で「いかに速やかに避難してもらうか、地域コミュニティーを強化する活動の中で取り組んでいく」と話した。 (石井宏昌)

 

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