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【群馬】

古里桐生 映画館復活を 「シネクラブ」を結成 「市民の盛り上がり期待」

「きりゅうシネクラブ」をつくった村田悦子さん(右)と神山綾さん=桐生市仲町の桐生倶楽部で

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 映画館のない桐生市で、映画の楽しみを広めようと、同市で生まれ育った二人が「きりゅうシネクラブ」を結成した。二人は、映画館元支配人の神山(かみやま)綾さん(35)=神奈川県厚木市=と、映画配給を手掛ける村田悦子さん(42)=東京都渋谷区=だ。二人が共同代表のクラブでは一カ月に一回程度、桐生で上映会を開く計画だ。初めての上映会は十日、同市仲町の桐生倶楽部であり、市民ら計八十人が鑑賞を楽しんだ。 (池田知之)

 かつての桐生には「桐生オリオン座」や「能楽館」など八館ほどの映画館が立地していたが二〇〇三年にはすべてなくなった。神山さんと村田さんは子どもの頃から市内の映画館で多くの作品を鑑賞し、大人になってからは映画業界で働くことにもなったほどの映画ファン。桐生に映画館を復活させるのが目標だ。

 地方での映画館経営は、レジャーの多様化や人口減などのため厳しいのも実情。神山さんは「大勢で映画を見る機会を繰り返しつくり、市民の盛り上がりを期待したい」と話す。上映会は、さまざまな会場を使って継続的に開きたいという。

 桐生倶楽部であったシネクラブ初の上映会では、米国映画「ボンジュール・アン」(二〇一六年)を公開。カンヌからパリまで男女が車で旅する作品だ。会場ではワインの提供もあり、来場者はスクリーンに映る鮮やかで美しいフランスの風景や、登場人物の心の動きに見入っていた。

 十二月の上映会では、ニューヨークを舞台に、たばこ屋の店長と作家、少年の人模様を描いた物語「スモーク」(一九九五年)を「食と器 ming」(小曽根町)で公開する。

 上映開始は、二十日は午後六時半、二十一日は午後二時半と午後六時半から。入場料はドリンク付きで前売り千五百円、当日千六百円。前売り券はmingや、インターネットのサイト「Peatix」で購入できる。

 チケット購入の問い合わせは、きりゅうシネクラブ=電子メールkiryucineclub@gmail.com=へ。

 

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