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【群馬】

日赤跡地に多世代交流拠点 前橋市が基本計画発表

基本計画で示されたイメージ図(前橋市提供)

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 前橋市は、同市朝日町の前橋赤十字病院跡地に計画している「生涯活躍のまち(CCRC)」の整備事業に関し、大和ハウス工業群馬支社が提案した基本計画を発表した。二〇二〇年東京五輪の準備のため建設費の高騰などから運営事業者間の協議が難航したが、目標の二二年度供用開始に向け、事業開始のめどが立った。 (市川勘太郎)

 CCRCは「Continuing Care Retirement Community」の略称。東京圏など市外の中高年齢者が健康なうちに移り住んで地域住民と交流し、必要に応じて医療や介護を受けられる共同体を目指す取り組み。国は地方創生の観点から一五年に構想を打ち出し、全国の自治体が取り組みを始めている。

 基本計画の対象となるのは日赤跡地の約三ヘクタールと市有地の約〇・八ヘクタール。居住・医療・福祉施設などを集約し、子育て世代から高齢者までが交流できる拠点を作る。

 跡地は大和ハウス工業群馬支社が日赤から取得し、整備する。移住者や市民が住む多世代型賃貸住宅や分譲住宅計四十八戸を建設。スーパーマーケットや薬局、フィットネス施設を建てる。エネルギーを自給できる蓄電設備も作る予定。

 市有地には、近隣にあり老朽化が進んでいた夜間急病診療所、福祉作業所を移転する。区域内の居住者と周辺住民が交流できるよう、公園や地域コミュニティースペースを設ける。民間による介護付き有料老人ホーム、認定こども園の開設も計画に盛り込んだ。

 市は今後、大和ハウス工業群馬支社と事業契約を結び、二〇年度に施設設計と日赤による建物の解体工事を経て、二一年度に着工する予定。

 

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