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【群馬】

新成人、髪の毛寄付して 「20(はたち)のへアドネ」を群大生が立ち上げ

会見でプロジェクトの内容を話す金子優花さん(左)=前橋市役所で

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 新成人になる群馬大の学生が、病気などで髪を失った人の医療用ヘアウィッグのために髪の毛を寄付する「ヘアドネーション」を広めようと、任意団体「20(はたち)のヘアドネ」を立ち上げた。一月十二日に前橋市で開かれる成人式でブースを設け、新成人に髪の毛の寄付を呼び掛ける。(市川勘太郎)

 企画したのは同大二年生金子優花さん(20)。今年八月、母親からヘアドネーションについて聞き関心を持った。ウィッグ一個に二十〜三十人ほどの髪の毛が必要だと知り、多くの成人が成人式に向けて髪の毛を伸ばすことから、成人式でのPRを思いついた。同市の山本龍市長に企画について手紙を書き、協力を依頼した。

 メンバーは金子さんを含め四人。市内の美容院にも協力を要請し、二十九店舗が賛同した。

 寄付には三十一センチ以上の髪の毛が望ましいが、短い髪の毛でも美容師が練習で使うカットマネキンに活用でき、ウィッグの制作費に充てられる。切った髪の毛は、美容院に委託するか個人でゆうパックで送付する。寄付された髪の毛は十八歳以下の子どもたちにウィッグを無償提供しているNPO法人「JHD&C(ジャーダック)」(大阪市北区)などに寄付される。

 対象は新成人。賛同する美容院で免許証などの身分証を提示して髪を寄付すると、カット料金の割引やトリートメントなどのサービスが受けられる。期間は来年一月十二日から一年間。

 金子さんは「一人分のウィッグを作るため三十人ほどの寄付を目指したい」と意気込む。その上で「ウィッグによって自信を持って外出できたり、日常生活を楽しいと思ってもらえる子どもが増えたらうれしい」と話した。

 賛同する美容院などは「20のヘアドネinまえばし」のホームページで確認できる。

 

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