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【群馬】

高崎市予算案 高齢者福祉に注力 無料タクシーなど支援

 高崎市は七日、総額千六百五十五億二千万円の二〇二〇年度一般会計当初予算案を発表した。前年度当初比1・6%減で二年連続で前年度を下回ったが、高齢化率の高い地域で無料タクシーを運行する事業や、高齢者らのごみ出し支援などを計上。富岡賢治市長は「節約する中で、高齢者福祉と子育て支援に力を入れた」と説明した。

 マイナス予算は高崎芸術劇場が完成したことが主な要因。一方でごみ処理施設「高浜クリーンセンター」の建て替えを本格化させ、富岡市長は「大きなプロジェクトの平準化に配慮した」とした。

 主な新規事業では、高齢化率の高い倉渕、榛名、吉井の三地区で、高齢者や障害者ら「交通弱者」の支援を目的に無料の「おとしよりぐるりんタクシー」を運行する。地区内の医療機関や大型スーパーなどを巡り、ルート上ならば乗り降り自由で予約不要。民間事業者への運行委託費など一億三千五百万円を計上した。六月の運行開始を目指す。

 自身でごみ出しが困難な高齢者や子育て世帯を対象に「ごみ出し支援事業」も始める。七十歳以上や障害者、妊娠期や三歳未満の乳幼児がいて家族の協力が得られない世帯が対象。市の委託業者が利用者宅に週一回訪問し、収集する。四月から申請を受け付け、九月にもスタートする。委託費など七千二百万円を盛り込んだ。

 歳入では市税を前年度比率1・0%減とし、うち法人市民税は税制改正の影響などから19・5%減と見こんだ。市債は前年度比7・8%減とした。 (石井宏昌)

 

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