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【群馬】

前橋「クリテリウム」今年は中止へ 「自転車のまち」影響は 初回から4年連続赤字

クリテリウムで市街地を疾走する選手ら(前橋市提供)

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 前橋市は2016年から毎年9月に市内で開催してきた自転車レース「まえばしクリテリウム」の今年の開催を中止する方針を決めた。初回から4回連続で赤字が続いたことが理由だが、市が掲げる「自転車のまち」への影響が懸念される。 (市川勘太郎)

 クリテリウムは、一一年から開催してきた赤城山ヒルクライムの前夜祭として始まった。市などでつくる実行委員会が主催。県庁や日本銀行前橋支店などを通過する約三・五キロの市街地コースを時速七十キロのスピードで自転車が疾走する。

 市スポーツ課によると一九年の収入は選手の参加費、市の補助金や企業の協賛金の計約千七百万円だったが、開催費は約二千五百五十万円になっていた。

 中でも、市街地開催のため自転車と観覧者の安全確保の観点から沿道にはフェンスを設置したり、警備員を配置するなど安全対策費が膨らんでいた。過去三回も同程度の赤字になっていたという。

 赤字状態が続いたことから昨年十二月末にあった実行委員会の会合で中止が提案された。委員から反対がなかったことを受け、今年四月の会合で正式に中止が決まる見通し。

 ヒルクライムは例年通り今年九月に開催する。市は自転車に親しんでもらおうと、小学四〜六年生を対象とした新しいカテゴリーを設ける予定だ。

 市スポーツ課の担当者は「大会は一つ減ってしまったがヒルクライムに集約し内容の充実を図る。競技大会以外でも引き続き自転車振興に取り組んでいく」と述べた。 

 

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