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【群馬】

「世界の記憶」楽しんで理解を 上野三碑かるた 「普及推進会議」が作製

読み札を公募して作った「上野三碑かるた」

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 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」に登録された古代石碑群「上野三碑(こうずけさんぴ)」(高崎市)の魅力を発信しようと、三碑の保護や普及に取り組む上野三碑普及推進会議(事務局・市教育委員会)は「上野三碑かるた」を作製した。(石井宏昌)

 かるたを作る過程や完成後の活用を通じて三碑を知ってもらい、地域の歴史に親しんでもらおうと、昨年六〜九月に読み札の原案を公募。全国から寄せられた六千七百五十一点から選んだ。読み札と絵札各四十四枚に、かるたの遊び方と各札の解説文を付けた。

 「永遠に地域で守る上野三碑」など三碑を紹介する札に加え、「かみつけの王いた保渡田(ほどた)古墳群」など県内の史跡や文化財を扱った札、「上信線古碑と製糸の夢乗せて」など地域の産業を取り上げた札もある。絵札の原画は一水会会友で市美術館の塚越潤館長が描いた。読み札の清書は高崎経済大付属高書道部の生徒が、三碑の一つ「多胡碑」の字体を手本に書いた。

 五千部作り、県内の小中高校と特別支援学校などに配布する。多胡碑記念館(高崎市吉井町)では二十五日から一組八百八十円(税込み)で販売し、六月二十八日まで原画・原書展も開く。かるたは県内書店でも順次取り扱う予定。

 市教委は「楽しみながら三碑や文化財への理解を深めてほしい」としている。

 上野三碑は高崎市南部地域にある飛鳥・奈良時代に建立された山上(やまのうえ)碑、多胡碑、金井沢碑の総称で、二〇一七年に世界の記憶に登録された。

 

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