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【茨城】

八千代町長が引退表明 後継に副町長を指名

大久保司町長

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 第三者に他人の税金滞納情報を漏らしたとして地方税法違反(秘密漏えい)の罪に問われている八千代町の大久保司(まもる)町長(81)が十二日、町議会の一般質問で「目指した町づくりに一定の道筋がついた」と述べ、来年二月の任期満了で引退すると表明した。自身の後継として、前秘書公室長兼秘書課長の谷中(やなか)聡副町長(57)を指名した。

 五期目の大久保町長は、県内の現職首長で最年長。引退の理由に年齢と体力を挙げた。後継指名については「谷中副町長は行政経験が豊富で実行力があり、町長に最適任と思っている。若さと活力あるリーダーにつなぐことが最後で最大の使命」と強調した。

 町長を巡っては、歌謡ショーでのセクハラ問題が取り沙汰されたほか、地方税法違反の罪で二〇一七年十二月に在宅起訴され現在、水戸地裁で公判中。町長は無罪を主張している。

 谷中副町長は一般質問の答弁で「十四日で職を辞し、立候補する」と表明。「職員として、誇れる町になるよう努力してきた。さらに一歩前進した形で町づくりに貢献したい」と意欲を示した。

 議会後、報道陣の取材に応じた谷中副町長は「以前から打診があり、三月の議会前に最終決断をした」と説明。町議会で辞職勧告決議案を可決されたこともある町長について「人間性を信頼しており、潔白と思っている」と話した。

 町長選には、これまでに水垣正弘町議(53)が出馬を表明しており、選挙戦となる公算が大きくなった。 (越田普之)

 

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