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【茨城】

台風で7人重軽傷 08年以降、最大風速記録 39市町村で8万軒停電

台風で倒れた遊歩道の木=いずれもつくば市で

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 県内で一日未明を中心に、強い風雨に見舞われた台風24号で、県防災・危機管理課が被害をまとめた。古河市など計六市町で、七人が強風にあおられるなどでけがを負い、停電が約八万軒で発生した。

 課によると一日午後五時現在で、古河市で一日未明、男性(50)が荷下ろし作業中に強風でトラックの扉に挟まれ、肋骨(ろっこつ)を骨折する重傷を負ったほか、常陸大宮市やつくば市など六市町で強風にあおられて転倒したり、急に閉まった扉で胸を打つなどして三十〜八十代の六人が軽いけがをした。

 住宅被害は十六件で、常総、常陸太田、笠間などの五市で屋根の一部や玄関が壊れるなどした。人が住んでいない小屋や倉庫などの全半壊は八件、一部損壊は二十七件に上った。

 避難勧告や避難指示の発令はなく、大子町と美浦村の計七千四百八十九世帯、一万七千五百六十四人に避難準備・高齢者等避難開始が発令されたが、いずれも一日未明に解除された。避難所はピーク時には二十五市町村八十八カ所に上り、計二百六十世帯三百七十八人が身を寄せた。

停電で、午後になっても作動しない信号機

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 交通関係は、大洗町と北海道苫小牧市を結ぶフェリーは一日夜と二日未明の苫小牧行きが欠航。農林水産業では、栗の落下やハウスの倒壊などで推計被害額が約五千三百万円に上った。

 停電は、一日午前五時すぎに三十九市町村の七万九千九百軒で発生した。

 水戸地方気象台によると、最大瞬間風速は笠間市で午前一時二十六分に三五・四メートル、つくば市で午前一時五十二分に三二・七メートルなど五地点で三十メートル以上を記録した。古河市など六地点で統計のある二〇〇八年以降で最大となった。 (鈴木学)

 

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