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【茨城】

ひたちなか市長選「5選不出馬」 本間市長が引退へ

本間源基市長

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 ひたちなか市の本間源基(もとき)市長(63)が十七日、本紙の取材に応じ、十一月十八日投開票の市長選に立候補せず、四期目の任期満了で引退すると明らかにした。理由について「さまざまな課題に方向性を付け、役割は果たせた」と語った。 (越田普之)

 県職員出身の本間市長は、日本原子力発電が東海第二原発(東海村)の再稼働の際、市を含めた周辺六市村から同意を取ることを盛り込んだ協定成立に大きく貢献した。

 再稼働には「実効性ある避難計画ができない限りは認めない」と、慎重な姿勢を示していた。また、原発事故時の被ばく対策で、市で独自に全市民に安定ヨウ素剤を配布するなど、原子力防災に力を入れてきた。

 そのほか、財政再建や区画整理に手腕を発揮。茨城交通湊線の廃線問題では、第三セクターのひたちなか海浜鉄道を設立し、経営を立て直した。湊線は現在、ローカル線では延伸が計画されるまでになっている。

 本間市長は、次期市長について「誰がなってもいいが、再稼働問題は六市村で足並みをそろえる体制ができている。区画整理や湊線の延伸でも、これまでの土台をもとに市政運営をしてほしい」と期待した。

 一部の市議からは、原発問題でリーダーシップを見せた本間市長の五選出馬を求める声も出ていたが、自身の支持基盤の多くが別の候補の応援に回り、断念せざるを得なかったとみられる。

 市長選には、前笠間副市長の久須美忍さん(54)と、元県議の大谷明さん(45)が立候補を表明している。 

 

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