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【茨城】

大洗 原子力施設で火災 放射性物質の漏えいなし

 原発から出る廃棄物の処理技術などを研究する大洗町の日揮技術研究所は五日、第二研究棟の実験装置から出火したと発表した。近くの職員が消火器で消し止め、駆けつけた消防が鎮火を確認した。現場は放射性物質を取り扱う管理区域に隣接するが、放射能の漏えいや被ばくはないという。

 日揮によると、五日午後一時十二分ごろ、油を分解するための装置を試運転したところ、油を送る直径十ミリの配管が破断し、火が出た。配管にはリボン状のヒーターが巻き付けてあったが、何らかの原因で異常な高温となり、内部に残っていた油と反応したとみられるという。

 装置から管理区域の廃棄物保管室までは七〜八メートルほどしか離れていない。室内にはセシウムやヨウ素などの放射性物質が入ったドラム缶が保管されていた。

 技術研究所は、原子力のほか石油精製や医薬品開発など、幅広い分野の研究を手掛けている。 (越田普之)

 

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