東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 茨城 > 記事一覧 > 2月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【茨城】

茨城大生殺害 元少年を鑑定留置へ 地検が責任能力確認

 二〇〇四年に茨城大農学部二年の女子学生=当時(21)=が殺害された事件で、殺人と強姦(ごうかん)致死容疑で茨城県警に逮捕された当時十八歳のフィリピン国籍の元少年(33)の精神状態を調べるため、水戸地検が近く鑑定留置を請求する方針を固めたことが七日、捜査関係者への取材で分かった。

 関係者によると、元少年は覚醒剤などの違法薬物を使用して精神的に不安定な状態になり、〇七年にフィリピンへ帰国。約十五年を経た今年一月二十四日、自ら日本に再入国し逮捕された。地検は鑑定結果で事件当時の刑事責任能力の有無や程度を確認し、起訴の可否を判断する。

 元少年の逮捕、送検容疑は、いずれも県内の工場で同僚だったフィリピン人のランパノ・ジェリコ・モリ受刑者(37)=無期懲役確定=や当時十九歳だった別の元少年(34)と共謀。〇四年一月三十一日、阿見町付近の路上で通行中の女子学生を車に連れ込み、車内で性的暴行を加えて首を絞め、美浦村の川岸で首を刃物で複数回切るなどして殺害したとされる。

 捜査関係者によると、逮捕容疑をおおむね認め「罪を償いたい」と供述している。もう一人の元少年は同様にフィリピンへ帰国しており、身柄確保のめどは立っていない。

写真
 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報