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【茨城】

足も軽く?ゼッケンバッグ 美浦トレセン、廃棄品を活用

JRA美浦トレーニング・センターで調教に使われたゼッケンを再利用した商品=水戸市で

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 日本中央競馬会(JRA)の美浦トレーニング・センター(美浦村)で競走馬の調教に使われ、本来は廃棄されるゼッケンを再利用したカラフルなバッグが人気だ。製作しているのは、ゼッケンの無償提供を受けた県内の障害者施設。石岡市や美浦村のふるさと納税返礼品にもなっており、売れ行きが伸びている。

 県心身障害者福祉協会が中心になって、滋賀県栗東市の障害者施設がJRA栗東トレーニング・センターのゼッケンをリサイクルした例を参考に企画した。

 生地となるゼッケンは緑、黒、黄の三色。厩舎(きゅうしゃ)と馬ごとに決められた番号の刺しゅうはそのまま残し、トートバッグやリュックのほか、エプロンやドッグウエアなど多彩な製品に生まれ変わる。

 美浦トレセンで廃棄される年間約六千枚のゼッケンのうち、約五百枚を美浦村の障害者支援施設「虹の里」が引き取り、洗濯して縫い目をほどき、縫製技術を学んだ利用者がいる県内の三施設で加工する。虹の里に通所する吉藤美加子さん(23)は「買ってくれる人への思いを込めて、一枚一枚丁寧に作業している」と語る。

 バッグなどは、福祉施設が手掛けた商品を扱う、県心身障害者福祉協会運営の「福祉の店ハーネス」(水戸市)や、協会ホームページから購入できる。協会の戸島正巳事務局長(66)は「中には調教時の汚れが残っている商品もあり、一点物の味わいがあると好評で、競走馬と作り手の人の温かみを感じられるのが魅力だ」とPRしている。

 

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