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【茨城】

結城市、大学誘致厳しく 有識者会議なり手なし

 結城市が進める大学誘致で、二〇一八年度内に設置予定だった有識者会議のメンバーが見つからず、開催の見通しが立っていない。市が明らかにした。前場文夫市長は十九日の定例会見で「誘致は難しいかもしれない」としたが、断念するかどうかは明言を避けた。

 大学誘致は、前場市長と橋本昌前知事の話し合いで浮上。

 県西地域に看護師が不足している事情もあり、医療福祉系の大学や学部を想定してきた。ただ、一七年度に全国の私大に市への進出意向を聞いたところ、前向きな反応はなかった。

 この結果を踏まえ、市は誘致の方向性を議論するための有識者会議を設置することとし、一八年度予算に五人ほどの有識者の報酬などとして二百五十一万円を盛り込んだ。

 市によると、大学関係者らに就任を打診したが、誘致が暗礁に乗り上げているためか、引き受けてもらえなかった。

 市は一九年度予算案でも誘致事業に四十七万円を計上し、有識者の再選考を進める方針。「看護師や医師不足は歴然で、規模を縮小しながらでも何らかの施策を続けたい」と説明する。

 前場市長は、市内の県結城看護専門学校を四年制の私大へ転換する「看板の掛け替え」も選択肢に入れているが、これも進展はないという。 (越田普之)

 

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