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【茨城】

パンダ誘致に名乗り 県、日立・かみね動物園へ

ジャイアントパンダのシンシン=2018年11月、東京都台東区の上野動物園で

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 県がパンダ誘致に名乗りを上げた。パンダを中国から誘致し日立市のかみね動物園で展示するため、課題を探る協議会を設置することを決めた。担当者は「ハードルが高いことは分かっているが、挑戦する価値はあると思う」と前向きだ。 (鈴木学、越田普之)

 県観光物産課によると、日立市の小川春樹市長から昨秋、大井川和彦知事に持ち掛けられた。

 同市を発祥とする日立製作所が中国内に約百五十の拠点を置き、茨城空港に上海便が就航しているなどもあり、「さらなる日中友好、経済交流のシンボルに」との誘致に、知事も同意したという。

 協議会は市や県、日立製作所、専門家らをメンバーに、中国からの貸与に向けた課題を議論し、飼育方法などの調査の視察も計画する。県は二〇一九年度当初予算案に関連費用二百万円を計上した。

 国内のパンダは現在、東京・上野動物園、和歌山・アドベンチャーワールド、神戸市立王子動物園の三カ所に計十頭。仙台市が「震災復興のシンボルに」と、一一年から誘致活動をしているという。

 大井川知事は「誘致に手を挙げているほかの自治体に負けないよう努力をしていきたい」と話す。

 かみね動物園は県内最大規模の百種、五百七十匹の動物がおり、年間約三十五万人が来園する。

 生江信孝園長は「実現して保全活動の一端を担えるなら、大変喜ばしい」と話している。

県内でパンダが見られる日は来るのか。誘致先の日立市かみね動物園(同園提供)

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