東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 茨城 > 記事一覧 > 2月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【茨城】

道路診断 AI活用 ひび割れ、穴など検出 つくば市実証実験

公用車の助手席側のフロントガラス近くに設置されたカメラ=つくば市で

写真

 つくば市は、公用車から道路を撮影し、人工知能(AI)で穴やひび割れなどの損傷を検出する実証実験を始めた。早期に発見し、補修までの作業を効率化して、事故を減らすことなどを狙う。AIによる道路の診断は、全国では数カ所の自治体が導入しているが、県内では初という。 (宮本隆康)

 市などによると、市のコミュニティーバス「つくバス」と、道路パトロール車の各1台にカメラを搭載。走行しながら撮影した道路の画像をAIで分析し、ひび割れや穴、へこみなどを自動的に見つけ出す。

 8割以上の正確さで、幅数ミリのひび割れなども検出できる。位置情報なども記録し、補修工事の優先順位を決めることも可能。将来的には、路面にペイントされた表示のかすれなども対象にできるという。

 実験は今月18日から4月30日までで、関東鉄道(土浦市)のグループ会社などが協力する。

 現在は、市職員が平日、手分けしパトロール車で巡回、目視で点検している。市が管理する道路は総延長約3700キロで、県内自治体で最も長く、市職員だけで巡回するには時間がかかる。

 市は作業の効率化が可能になるか、実証実験の結果を踏まえて、導入の可否を判断する。

 五十嵐立青市長は「かなりの数の職員がパトロールしているが、総延長距離が長く、なかなか全てを万全の状態で管理するのは難しい。このシステムには期待している」と話した。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報