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【茨城】

「宝篋山」地図に載った! つくば・土浦 住民、ファンの署名活動実る

国土地理院の電子地図に掲載された宝篋山=つくば市で

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 国土地理院は、つくば、土浦両市にまたがる「宝篋(ほうきょう)山(小田山)」を電子地図に掲載した。手軽な登山スポットとして人気を集めているが、各種の地図の基になる国土地理院の地図に表記されていなかったため、両市が署名とともに掲載を求めていた。 (宮本隆康)

 宝篋山は筑波山の南隣にあり、標高四六一メートル。荒れた里山だったが、地元住民が登山路を整備し、十五年ほど前から歩けるようにした。標高は低いが、霞ケ浦や関東平野を一望できるため、今では年間約十万人が訪れるようになった。

 しかし、国土地理院の地図に名前が載っていないため、登山客らから「地図に載っていないと、山頂の位置が分からない」との苦情も出ていた。

 こうしたことを受け、宝篋山を含むエリアを保全するための「筑波山地域ジオパーク」の推進協議会が、昨年二月から約半年間、国土地理院の地図に表記するよう署名活動をした。地元住民や登山客、自転車愛好家ら千二百十七人分が集まった。

 管理する両市長名で昨年十二月、国土地理院に申請した。地元住民から「『小田山』の呼び名の方が聞き慣れている」との指摘があったため、「宝篋山(小田山)」との二つの名前の掲載を求めた。

 申請通りの表記で電子地図に掲載され、既にネット上で公開された。今後発行する地図や地形図にも順次掲載される。

 つくば市の担当者は「山頂を目指す登山客にも便利になっただけでなく、今回の署名活動によって宝篋山を知る人が増えたのではないか」と話している。

宝篋山が掲載された国土地理院の電子地図

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