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【茨城】

真岡鉄道 SL1両を東武へ 通年運行 見直し必至

東武鉄道へ売却される見通しとなったC11形=栃木県真岡市で(真岡線SL運行協議会提供)

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 下館駅(筑西市)と茂木駅(栃木県茂木町)を結ぶ真岡鉄道真岡線で運行されてきた蒸気機関車(SL)二両のうち、譲渡先を探していたC11形について、市や栃木県の一市四町でつくる運行協議会は、東武鉄道に一億二千万円で売却する方針を明らかにした。引き渡し後は、残るC12形の一両体制となり、土日を中心とした通年運行の見直しを迫られる。

 協議会は昨年、SL二両の維持が財政的に苦しくなっているとして一両の売却を決め、運行してもらいながら保存することを基本条件に譲渡先を探してきた。二十五日に入札にかけたところ、東武から応札があったという。

 今後、書面審査を通じて条件面を確認し、五月いっぱいまでに最終決定する。東武側へのC11形引き渡しは、C12形が定期検査から戻って来る六月以降になる見込みだ。運行協の担当者は「これまでの運行頻度は見直さざるを得ない。一回の運行ごとの集客力を上げていきたい」と話した。

 一方、東武は、購入するC11形を栃木県日光市内を走る鬼怒川線で運行しているSL大樹に投入する方針。東武の広報担当者は「定期検査などに対応できるよう代替機として確保した。今後もSLを安定的に運行していきたい」と話している。 (越田普之)

 

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