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【茨城】

東海村、6月に避難訓練 東海第二の過酷事故想定

 日本原子力発電(原電)東海第二原発が立地する東海村は十九日、放射能が漏れる深刻な事故を想定した広域避難訓練を六月二十四日に実施すると発表した。

 村防災原子力安全課によると、住民約百七十人が避難先のつくばみらい市に向かうほか、子どもや一人で逃げられない高齢者や障害者らの要支援者も訓練に参加してもらい、策定中の避難計画の実効性を高めたいとしている。

 村は全域が五キロ圏にあり、事故が起きた時は村民約三万八千人が県南の取手、守谷、つくばみらいの三市に避難する。原則マイカーだが、要支援者には、バスが用意されることになっている。

 今回の訓練では、住民は一時集合場所からバスに乗り、常磐道などを通って、避難所となっているつくばみらい市内の公民館に向かう。マイカー利用も検討している。要支援者にも協力を依頼し、福祉車両やバスに乗って避難してもらう。

 このほか、村内の二小学校と連携して児童をバスに乗せ、市内の別の避難所に向かう訓練もする予定。村は、避難にかかる時間や訓練で浮上する課題などを洗い出す。

 村の広域避難訓練は今回で三回目。これまでの訓練で、要支援者や児童の避難の検証が必要だという声が出ていたという。 (山下葉月)

 

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