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【茨城】

偕楽園 有料化巡り県が懇談会 県外客限定 反対相次ぐ

偕楽園の振興策について意見をかわす委員ら=水戸市で

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 県外客の入園有料化が検討されている水戸市の偕楽園を巡り、県は二十三日、今後の振興策を話し合ってもらう懇談会を市内で開いた。出席した委員のほぼ全員が有料化に理解を示した一方、対象を県外客に限ることに反対する声が相次いだ。(越田普之)

 懇談会は、偕楽園に関わる施設や団体、観光事業者などで構成。来園者増につなげようと、二〇〇八年から不定期で開かれ必要な提言を取りまとめており、この日で十三回目となる。

 偕楽園公園を愛する市民の会の湊正雄会長は「県外客の差別には反対。子どもや高齢者に対する特典があってもいい」と指摘した。水戸商工会議所の桜場誠二副会頭も、県民が無料になる日を設けるなど「スマートな分け方は他にもある」と提案した。

 また、水戸女性フォーラムの鹿倉よし江会長からは「梅の時期に来る人は入園料を取ってもいいと言ってくれるが、年間一律で徴収していいのかと思う」との問題提起があった。

 この日は観光客を呼び込むための魅力アップ策も議題となり、偕楽園周辺で要望が多い軽食スペースの増設が必要との意見などが出た。

 偕楽園は日本三名園の中で唯一、入園料を徴収していない。大井川和彦知事は、さらに魅力ある公園として整備するために新たな財源が必要として、県外客の有料化方針を打ち出した。県民は県税との二重負担になるとして、対象から外す考えを示している。

 

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