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【茨城】

参院選 海野・前那珂市長、出馬表明 脱原発「民意届ける」

会見する海野徹前那珂市長(中)。支援する弟で阿見町議の隆さん(左)と、取手市議の細谷典男さんも出席した=県庁で

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 夏の参院選茨城選挙区(改選数二)に、那珂市の海野徹前市長が二十五日、無所属での出馬を表明した。東海村の日本原子力発電(原電)東海第二原発の再稼働に反対の姿勢を鮮明にし、「さまざまな調査で県民の七割が再稼働に反対している。県民の民意を国政に届ける」と訴えた。

 那珂市は、原電が再稼働の際、事前同意が必要な六市村の一つ。海野前市長は在任中の昨年十月、「実効性のある避難計画は作れない」などと再稼働反対を六市村で初めて表明した。今年一月の市長選に出馬せず、原子力政策そのものの転換を図ろうと、参院選の出馬に意欲を示していた。

 当初は「原発ゼロ」を掲げる立憲民主党に公認を依頼していたが、党は二十五日現在、候補者を決定していない。党が態度を示さないことから、無所属での出馬を決めた。

 弟の海野隆・阿見町議や細谷典男・取手市議ら地方議員と一緒に政治団体を結成。これを支持母体とし、立民のほか、原発反対を打ち出す自由、日本維新、社会民主党や、全国にネットワークを持つ「脱原発首長会議」などから支援を取り付けたいとしている。

 海野前市長は「原電が再稼働を表明し、計画を進める流れは阻止しなければならない」と述べた。

 茨城選挙区には、ほかに自民党現職の上月良祐さん(56)と、共産党新人の大内久美子さん(69)が立候補を表明。立憲民主も、元官僚を軸に候補者擁立を検討している。 (山下葉月)

 

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