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【茨城】

偕楽園有料化 梅まつり中は県民も 県、11月1日の施行予定

今年の梅まつりも、観光客らでにぎわった偕楽園=3月18日、水戸市で

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 日本三名園の一つ偕楽園(水戸市)で県外来園者を有料化する方針を打ち出している県は、「水戸の梅まつり」の期間中、県民も本園の入園料を有料とする方針を固めた。それ以外の期間は、県民は無料。十一月一日の施行を予定している。 (鈴木学)

 県の案では、入園料は高校生以上三百円、小中学生百五十円。梅まつり期間を除き、早朝の開門時間から午前九時までは、県民も県外者も無料とする。また、障害者や難病患者らは全額免除、七十歳以上は半額を免除する。

 大井川和彦知事は、偕楽園をさらに魅力ある施設に整備するための新たな財源として、県外客の有料化方針を打ち出し、当初は、県民は県税との二重負担になるなどとして有料の対象から外す考えを示していた。

 だが、県民からも入園料を取ることを容認する意見が寄せられたことなどで方針を固めたという。二十三日に開かれた有識者らに偕楽園の振興策を話し合ってもらう懇談会でも、県外客だけを有料化することに疑問の声があった。

 偕楽園の有料化に合わせて、水戸市の弘道館の入館料も引き上げる。施設維持や偕楽園と一対の施設としての価値を高める費用などに充てる目的で、高校生以上が現行の二百円から四百円に、小中学生は百円から二百円に改定する。

 偕楽園は、江戸末期に水戸藩主の徳川斉昭が造園。その名には「民と偕(とも)に楽しむ」との思いが込められ、三名園で唯一、入園が無料とされてきた。

 県は二十五日、県議会主要会派に説明した。条例改正案を六月の定例県議会に提案する予定という。

 

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