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【茨城】

後世に残したい 春風萬里荘の庭 笠間に移築された魯山人宅 財団がネットで寄付募る

北鎌倉から移築された魯山人の住宅「春風萬里荘」。手前の丘陵地に庭園が広がる=笠間市で

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 陶芸など多彩な芸術活動で知られる北大路魯山人の住宅で、笠間市へ移築された「春風萬里荘(しゅんぷうばんりそう)」を巡り、所有者の公益財団法人「日動美術財団」は、老朽化した庭園の整備とバリアフリー化などを進めるため、ネット上で資金を募るクラウドファンディング(CF)に乗り出した。財団は、庭園を後世によりよい形で残したいとして協力を呼びかけている。(越田普之)

 春風萬里荘は一九六五年に北鎌倉(神奈川県)から移築され、財団が運営する笠間日動美術館の分館。丘陵地に造成された庭園は約三千六百平方メートルで、一年を通じて季節の花を楽しむことができる。

 近年、木製の枕木や池の護岸が老朽化しているほか、地盤の変化で回遊路が沈下し、改修が必要な状況だという。

 すでに一部の工事は始まっているが、全体で二千万円ほどかかる見込み。財団によると、春風萬里荘は自治体の補助金などを受けていないため、改修費のうち五百万円を目標に寄付を募ることにした。

 寄付は三千円から。CFサイトの「Readyfor(レディーフォー)」から申し込む。金額に応じてフリーパスやグッズなどが贈られる。十二日現在で百二十万円超が集まっている。期間は六月二十八日午後十一時までで、目標額に達しなかった場合は返金となる。

 問い合わせは、笠間日動美術館=電0296(72)2160=へ。

 

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